福岡コピーライターズクラブ(FCC)賞2024の受賞作品を収録した『福岡コピーライターズクラブ年鑑2024』が、10月22日に全国書店とオンライン書店で発売されました。
発行:福岡コピーライターズクラブ
定価:1980円(本体1800円+税)
ISBN:978-4-88335-607-2
https://www.amazon.co.jp/dp/4883356078
1959年1月10日に結成した福岡コピーライターズクラブ(FCC)は、福岡で活動するコピーライターを中心に、九州各県や西日本・東京の会員により組織されています。そして、1973年にFCC賞の公募を開始しました。FCC賞は現在、九州だけではなく、東京・大阪・名古屋など全国からも応募のある賞となっています。
2024年度のFCC賞の審査方針は、昨年に引き続き「発明してる?」。本年度は全国からムービー部門161点、グラフィック部門128点、ラジオCM部門31点、デジタル部門22点、混合部門33点で計375点の応募がありました。その中から、FCC最高賞1作品、審査員特別賞9作品、FCC賞28作品、そして審査会の観覧者の投票による観覧者賞として1作品を選出しています。
最高賞に選ばれたのは、福岡県の和菓子店「如水庵」の商品「筑紫もち」のCM「生産者 孫登場」篇。1999年に制作され、福岡県で放映されてきたCMのリメイク版で、門田陽氏(門田コピー工場)、左俊幸氏(電通九州)が受賞しました。
最高賞に選ばれた「如水庵」のCM「生産者 孫登場」篇
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審査委員を務めたのは、特別審査員・村田俊平氏(電通)他、昨年の最高賞を受賞した米村拓也氏(電通九州)や、会員審査員として今井美緒氏(BBDO J WEST)、北川譲氏(電通九州)、永野弥生氏(電通九州)、久冨和寿氏(九州博報堂)、左俊幸氏(電通九州)、古屋彰一氏(BBDO J WEST)、和久田昌裕氏(電通九州)。
本年度は、FCC賞審査会の日に必ず予約を取るという、福岡クリエイター行きつけのバー「スゴロクモーター」で受賞者たちを撮影。受賞作品とともに、受賞者たちのイキイキとした顔とコメントが並びます。
本書はコピーライターや広告業界のプロから根強い人気を誇り、広告クリエイターを目指す学生からも必読の一冊として愛読されています。企画の一撃で勝負する、九州地域を中心としたクリエイティブを、ぜひご堪能ください。