ピザハット、ピザ全品を「AIピザ」にリニューアル うまさの黄金比を可視化

日本ピザハットが展開するピザチェーン「ピザハット」は10月17日、ピザ全品を「AIピザ」へとリニューアルし、全国の店舗で発売を開始すると発表した。発売日は10月21日。

「AIピザ」とは、味を数値化・チャート化して客観的に評価できるAI味覚センサー「レオ」と、ピザハットの開発ユニットに属するピザ職人が手を組んだことによって誕生したピザ。「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」において、すべてのピザに適用可能な「黄金比」でつくられる。AIを使った商品開発は、ピザハット史上初。

実データ グラフィック AIピザ!?

同社では黄金比の「AIピザ」を製作するにあたり、AI味覚センサー「レオ」の分析結果をもとに、売上上位12種類のチーズ増量版と現行の味を試食して比較。AIの分析によって導き出されたチーズ量のピザを職人が試食・検討し、最終的に“130%”が黄金比を実現する数値であると結論づけた。

グラフ その他 ピザハットとピザとの相性度比較

同社は、「“AI”の技術力と“人間”の経験値が組み合わさることで、マルゲリータのようなシンプルなピザから、プルコギのようなガッツリ系のピザまで、ピザハットが販売している多種多様なピザすべてにあてはまる黄金比を見つけることができました」としている。

また、AIピザ誕生の発表にあわせてWebムービーと特設サイトを公開。特設サイトでは第一弾コンテンツとして「チーズ130%、うまさの黄金比の秘密」を公開し、AIピザ誕生の開発秘話などを発信している。

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