日本新聞協会は10月20日の「新聞広告の日」に合わせ、協会加盟の76紙で新聞広告統一PRキャンペーン「新聞からご当地ソングが聴こえてくる。」を展開した。
2018年より、同協会主催で実施してきた「新聞広告統一PRキャンペーン」。これまで広告会社が企画・制作を行ってきたが、2023年度から「新聞広告PRコンテスト」として新聞協会加盟社、関連会社の社員からキャンペーン企画を公募する形式に変更。初年度は読売新聞東京本社の「新聞で紡ぐ希望のうた」が大賞を受賞した。
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今年度、17社27件の応募の中から大賞として選ばれたのが、河北新報社(宮城県仙台市)による『新聞からご当地ソングが聴こえてくる。』。47都道府県の地図に併記された二次元コードから、YouTubeでご当地ソングを聴いてもらうという企画だ。
全国6ブロックに分けてデザインされた紙面は「ジュークボックス」をイメージ。PRアンバサダーとして王林さんが登場し、「○○新聞を読んでいるみなさ~ん!」と掲載紙ごとに題号で呼びかける。
掲載は10月16日~20日。王林さんが身にまとうのは、全国さまざまな地域の新聞を用いた「新聞ドレス」。PerfumeやYOASOBIのNHK紅白歌合戦の衣装制作も手がけたデザイナー・大岩大祐氏が制作した。
さらに、“歌えるご当地キャラクター”として、PRサポーターに仙台弁こけし(宮城県仙台市)、ねば~る君(茨城県)、うなも(静岡県浜松市)、ちっちゃいおっさん(兵庫県尼崎市)、とっくりん(徳島県)、きくちくん(熊本県菊池市)、イーサキング(鹿児島県伊佐市)を起用。「あなたの好きなご当地ソング」の投稿をメッセージ動画で呼びかける。
また宮城県仙台市在住の音楽ユニット「MELOGAPPA(メロガッパ)」の2人が、キャンペーンに合わせて「47都道府県ご当地ソングメドレー」を制作し、YouTubeで公開した。