本企画の企画意図について、担当者は「『そばちょこ』は約400年前に生まれたアイテムで、時代背景や文化を色濃く反映したデザインが数多く残されています。例えば私たちが、江戸時代初期のそばちょこを見て、当時何が流行していたのか考察できるほどです。現代の文化を象徴するコンテンツの一つである『Netflix』とのコラボは、そんなアイテムの歴史ともぴったりだと思いました」と話す。
「イベントの装飾については、マルヒロブランドの世界観を土台に、『Netflix』の持つ印象を上乗せしていくイメージでつくりました。そばちょこに『Netflix』のグラフィックをプリントしたように、公園・HIROPPAを大きな器として捉えて会場を設営したのもポイントです。HIROPPAの象徴的な什器『ダクト管』にコラボシリーズのロゴを、建物の壁やウィンドウに大きなグラフィックをカッティングシートで貼り付け、『Netflix』のイメージを各所にプリントしたような空間にしています。今回のコラボ作品が、『食器に全く興味がない』『海外製の100円ショップの食器でよい』といった層にとって、国内製の食器の魅力を感じ、興味を持つきっかけになれば嬉しいです」(担当者)。