大江戸温泉物語グループ、まるで“結婚報告”なOOHでブランド統合を伝える

「大江戸温泉物語グループ」にブランド統合した大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾートが、10月28日から交通広告を掲出した。場所は、東京駅や新宿駅、大阪駅や心斎橋駅など、東京・大阪の計7カ所。

イメージ 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾート交通広告

広告では、SNSの「結婚報告」になぞらえてブランド統合のニュースをユーモラスに表現。大江戸温泉物語と湯快リゾートそれぞれのXでも「統合報告」について投稿している。

イメージ 大江戸温泉物語と湯快リゾートそれぞれのXでも「統合報告」について投稿
イメージ 大江戸温泉物語と湯快リゾートそれぞれのXでも「統合報告」について投稿

クリエイティブにおいては、「意気湯合」といったワードを使用したり、指輪の石座に湯けむりデザインをあしらうなど、温泉ブランドならではのこだわりも。

本企画の背景について、担当者は「大江戸温泉物語と湯快リゾートが実際に統合する11月1日に向け、『いよいよブランドが1つになること』をリマインドするための施策を実施することにしました」と話す。

「意識したのは、『結婚報告の投稿』という画としての強さと、SNSで発話したくなる要素を多く盛り込むことです。結婚のご報告ポストによくある構文の中に『ブランド統合』というニュースを織り込み、温泉マークが装飾された婚約指輪も実際につくりました。よく見るとリポストのマークが桶になっていて、リポスト数が1126になっているなどの工夫も行っています。

『ブランド統合』は、お客さまにとってネガティブなニュースに捉えられる可能性もあります。そのため、2社の統合がポジティブな話題として広がっていくような企画設計が重要でした。そこで、別々の存在がひとつになる中で最もポジティブに受け止められる『結婚』というモチーフに着目。度々SNSでも話題になる『結婚ご報告投稿』のフォーマットを使うことで、SNS上でのポジティブな話題化を狙いました」(担当者)。

両社がブランド統合を発表したのは2024年11月1日。これにより「大江戸温泉物語グループ」として展開する宿は64、温浴施設は2つになり、全国で66施設を展開する日本最大級のカジュアル温泉宿ブランドになる。

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スタッフリスト

CD 高木俊貴
AD 竹内堅二
C 高橋かのん
D 藤原和洋、永田大輝
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撮影 藤岡優介
ジュエリーデザイナー SAKO(佐子朋美)


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