「家族がそろっていなくても楽しめる鍋」の在り方を訴求
味の素はキューブタイプの小分け鍋つゆ「鍋キューブ」のWebCM 「令和の家族はすれ違う?!」を公開した。「鍋の日」に合わせて11月7日から公開しており、「第1夜『息子の方が忙しい』」、「第2夜『母ちゃん遅くなる』」の2本仕立て。家族の食事時間がそろわないという令和の家族ならではの課題をテーマとしており、10代の子どもがいる家庭(30~40代)をターゲットに制作した。俳優の阿部サダヲが四人家族の父親役を演じる。
全編をスマホで撮影したWebCM 「令和の家族はすれ違う?!」
家族がそろわない食卓の増加で、一人前から鍋が作れる小分けタイプの鍋の素市場は伸長を続けており、2023年度の市場規模は19年度比で124%だった。鍋キューブは2012~2023年累計で12億個分のキューブを販売。特に「鶏だし・うま塩」は鍋の素の売り上げトップ10に毎年ランクインする人気品種だという。
CMでは家族がそろわなくても鍋を楽しめる「鍋キューブ」の強みをアピールし、新しい鍋の在り方を提案している。「家族がそろって囲んで食べるもの」という鍋のイメージが定着している中、今回のCMをきっかけに「鍋は家族がそろっていなくても楽しめるもの」というイメージを普及させたい考えだ。
CMでは、部活や塾で忙しい息子、仕事で帰りが遅い母親など、家族の食事時間が揃わず「家族一緒に食べるのむずかしい」という事情を、スマホで撮影したホームビデオのような世界観で表現している。