味の素、令和の家族向けに鍋提案 スマホ撮影でホームビデオ風WebCMを公開

第1夜では、帰宅が遅くなった息子を先に食事を終えた阿部が出迎える。冷蔵庫に用意しておいた一人前の鍋の具材に「鍋キューブ」を投入して、温かい鍋がすぐに完成。鍋を食べる息子に阿部が寄り添う、温かい家族の光景が描かれている。

第2夜は、父親と息子が鍋を囲むシーンからスタート。食欲旺盛な息子たちがおかわりを連発し、鍋の具材がなくなりかけたところで、仕事で遅くなった母親が帰宅。残ったスープに追加の具材と鍋キューブが投入され、鍋が復活。熱々のスープを味わう母親の隣で、阿部がうれしそうに語りかけるストーリーだ。

コミュニケーション開発担当者は「『鍋キューブ』でつくる鍋なら、同じおいしさを共有できることを伝えるため、ストーリー仕立ての動画で表現した」と話した。

全編をスマホで撮影した縦型ドラマである点も特長で、家庭のホームビデオのようなリアリティのある世界観を表現した。コミュニケーション開発担当者は「リアルな現代家族を描くことを目的に、「鍋キューブ」では初の手法にチャレンジした。実際に家族でスマホで撮りあっているような自然な雰囲気で、WebCMならではの表現になった」と話した。

阿部が「鍋キューブ」のCMに出演するのは2回目。「鍋キューブ」の明るいブランドイメージと合致することが起用理由で、近年の出演作の印象から今回の「令和家族の父親」という役設定にも合っていたとしている。

鍋キューブは、2030年に2024年の2倍の販売量(2.1億キューブ)を達成することを目標に掲げる。「鍋には欠かせないだしの香りや風味をキューブに閉じ込めているので、液体鍋つゆでは感じにくい『だし』の味わいを感じられること」といった差別化ポイントを強調して訴求する考えだ。

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