堤真一と當真あみが出演、2025年のまちびらきに向けた「TAKANAWA GATEWAY CITY」CM

東日本旅客鉄道が進めている高輪ゲートウェイ駅直結の大規模開発プロジェクト「TAKANAWA GATEWAY CITY」。2024年10月30日に「まちびらき150日前記者発表会2025」が開催され、2025年3月27日に“まちびらき”することが発表された。同社はそれに先駆け、11月1日からCM「不思議なゲートウェイ 登場」篇のオンエアを開始した。

CM カット

CMの舞台は、不思議なゲートウェイ(門)がたたずむシンプルな空間。制服姿の堤真一さんの前に、犬の散歩中の當真あみさんが現れる。不思議なゲートウェイに興味津々な當真さんに、堤さんはあれこれと説明しようとする。すると、「どれどれ」と當真さんがゲートウェイを開けて覗いてしまう――。本CMでは、そんな二人の会話を通して、「TAKANAWA GATEWAY CITY」への期待感を盛りあげていく。

「不思議なゲートウェイ 登場」篇

「まずは高輪の開発自体を知っている人がまだまだ少なかったので、認知の獲得。そして『100年先の心豊かなくらしのための実験場』という壮大で有意義だけど、ちょっと難しいプロジェクトについて一般の方々にも理解してもらい、自分ゴト化して『この街に行ってみたい!』と思ってもらうための広告を作ってほしい、というオリエンをいただきました」と、クリエイティブディレクター 山口広輝氏。

「ここは海外からも日本全国からもアクセスが良く、さまざまな人々が集まる街。そして企業や大学が一緒になって、リアルな街で実証実験を行いながら、100年先の暮らしを見据えた解決策の社会実装をめざす街。ということで、この街を『いい未来への玄関口』と位置づけました」(山口氏)

「数年前、山手線の新駅を『高輪ゲートウェイ駅』という斬新な名前にした時点から、JR東日本さんには、『ゲートウェイ』という言葉と考え方に並々ならぬこだわりがあるのでは、と思いました。そこで今回、高輪ゲートウェイシティのCMをつくるにあたっても、ゲートウェイ=門を中心とした表現にするのがいいのではないかと考えました。シンプルな空間にスクッと立っている門。情報量が多いCMが増えている中でそういう象徴的な描き方はとても目立つのではないか。それに高輪ゲートウェイシティはまだ準備中。街そのものの撮影はなかなか難しい、という問題も、そういう表現にすれば解決できるのでは、とも思いました」と、企画を手がけた福里真一氏。

門番役はJR東日本の社員役として堤さん、犬を散歩中の女性として當真さんが出演している。

「高輪ゲートウェイシティは、100年後の未来につながる街。そこで、未来を感じさせる若い世代の代表として、當真あみさんに出演をお願いしました。散歩の途中で、當真さんがふと迷い込んでしまった空間には、不思議な門=ゲートウェイが。そこにたたずむ門番役は、堤真一さん。堤さんはなんと言っても、JR東日本の車掌さんの制服が誰よりも似合う方、ということでお願いしました。本当に似合いますよね。堤さんと當真さんは、最近放送されたスペシャルドラマ『終りに見た街』をはじめ、たまたま共演する機会も多いらしく、息のあった演技をしていただきました」(福里氏)

CM カット

演出は、いまの時代に合った、押し付けがましくないCMづくりに長けた岩崎裕介氏。ともすると白ホリでコントをしている感じになってしまう危険性もある中で、抽象空間の質感や壮大さやゲートウェイの造作にもこだわり制作された。

「今回も、独特のセリフのトーンコントロールで、ちょっと不思議でもありつつ、コミカルでもある新鮮な世界観を作りだしてくれました」(福里氏)

「不思議なゲートウェイ DNA」篇

街区ごとに段階的な開業していき、今回のCMはその第一弾である“まちびらき”のティザーとして制作されている。

「グラフィックではさらにティザーのティザーとして『JR東日本が、街をつくる?』というコピーが大きく入った不思議なポスターも掲出しています。10月30日にはJR東日本の喜㔟陽一社長による記者発表も行われ、おかげさまでさまざまなニュースでも取り上げられたことでTAKANAWA GATEWAY CITYのノイズがじわじわと上がってきています」(山口氏)

来年3月のまちびらき、そして、街のすべてが完成するグランドオープンまで、この不思議なゲートウェイシリーズの広告も続いていく予定だ。

「その街は人々を、どんな未来に連れていこうとしているのか。そして、堤さんと當真さんの関係は変化していくのか?今後の展開をぜひ楽しみにご覧ください」(福里氏)

実データ グラフィック
実データ グラフィック

スタッフリスト

企画制作 ジェイアール東日本企画、ワンスカイ、TheProducers
CD、C 山口広輝
企画、C 福里真一
AD 武山範洋
D 里岡正大(モズデザイン)
AE 高橋敏明、水野槇子、木亦穂高
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Pr 西原正浩
PM 瀧尾真路、清水泰富、太田祐二
演出 岩崎裕介
アシスタントディレクター 関口きらら、廣島泰斗
撮影(CM) 正田真弘
照明(CM) HIGASIX
美術 河野博
特機 小笠原康人
オフライン 大森優希
オンライン 中村貴則
MA 浅田将助
CG KASSEN
撮影(GR) 樋口兼一
照明(GR) 森下善之
レタッチ(GR) 桜井素直
ST 富田彩人(堤真一)、井伊百合子(當真あみ)
HM 奥山信次(堤真一)、SAKURA(當真あみ)
CAS 藤原香弥、加瀬美咲
NA 山本大樹
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