ファミマ・キリン・日本赤十字社の共同施策 デジタルサイネージで献血啓発

若年層の視認率が高いデジタルサイネージで社会貢献を目指す

ファミリーマートは、キリンビバレッジと日本赤十字社の協力のもと、店内に設置されたデジタルサイネージ「Family Mart Vision」で、健康応援・献血啓発動画を5日から放映している。

キリンビバレッジの「おいしい免疫ケア」と日本赤十字社の献血の取り組みを告知することで、視聴者に体調管理や献血について考える機会を提供するほか、身体だけでなく精神的にも幸福な状態である「ウェルビーイング」を訴求する狙いだ。放映期間は25日まで。アンケートを通じて「どれだけの人に広告が届いたのか」などの効果検証も行う。

写真 店舗・商業施設 ファミリーマート

ファミリーマート店内のデジタルサイネージで「おいしい免疫ケア」と日本赤十字社の献血の取り組みを告知

ファミリーマートは、2022年から各都道府県の赤十字血液センターと連携し、店舗駐車場に移動採血車を誘致するなど、献血活動に取り組んでいる。この取り組みにキリンビバレッジが賛同し、3社の連携が実現した。キリンビバレッジは独自素材の「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品「おいしい免疫ケア」を通じて、顧客のウェルビーイングに貢献することを目指す。

「Family Mart Vision」は若年層の視認率が特に高いというデータもあり、幅広い世代にリーチできる利点がある。地域ごとの「出し分け配信」を活用することで、より効果的に情報を届けられるメリットもあるという。ファミリーマート広報部の担当者は「社会インフラの役割を持つコンビニにおいて、社会課題の解決につながる情報を発信することは、大きな意義がある」と話した。

動画の長さは15秒で、放映時間は午前5時から午後5時59分まで。1時間に18回の頻度で放映する。放映店舗は、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、新潟県のデジタルサイネージ設置店舗で、約1100店。ファミリーマートの献血バスを誘致する取り組みなどは北日本エリアを中心に実施しており、今回の動画を通じて、活動が盛んな同エリアの更なる促進を図る考えだ。

他エリアへの展開は未定だが、全国に実店舗を展開しているファミリーマートの利点を生かし、行政や学生ボランティアを巻き込んだ全国的な活動にしていくことを検討している。

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