サントリー、適正飲酒啓発の新たな活動開始 2030年までに20万人にセミナー実施

バーチャル蒸溜所のVR見学など、体験コンテンツを充実

サントリーグループは、「適正飲酒」の大切さと酒の魅力を伝える活動「ドリンク スマイル」を11月6日から実施している。パートナー企業や自治体などを対象に、酒に関するコンプライアンス意識の向上や、健康推進支援を行うセミナーを開催。日本国内では2025~2030年までの6年間で、延べ20万人の参加を目標に掲げる。

イメージ 適正飲酒の啓発を行う活動「ドリンク スマイル」。ロゴは、酒のある席が笑顔が絶えない空間になることを表現している。

適正飲酒の啓発を行う活動「ドリンク スマイル」。ロゴは、酒のある席が笑顔が絶えない空間になることを表現している。

酒の飲み方の多様化に加え、飲まないという人も増える中、同施策を通じて酒の正しい楽しみ方を広め、酒文化を次世代に継承したい考え。ターゲットは20代以上の若者を含めた全世代で、セミナーは企業、自治体、大学を中心に年間3万人を対象に実施する。

セミナーの内容は、酒が持つ価値や適正な飲み方、酔うメカニズム、失敗しないコツなどについて学ぶ「知識パート」のほか、ノンアルコールを含む酒の体験、同社の「ザ・プレミアム・モルツ」のおいしい注ぎ方、VRゴーグルでのバーチャル蒸溜所見学などのコンテンツを選べる「酒価値体験パート」などを用意。内容は受講者の年代やニーズに合わせてカスタマイズできるという。

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