リユース品でランウェイに メルカリの「新作ゼロのファッションショー」

写真 リユースアイテムを活用した「新作ゼロのサステナブルファッションショー」

リユースアイテムを活用した「新作ゼロのサステナブルファッションショー」

地球の環境に優しい持続可能な消費を啓発する「グリーンフライデー」に合わせた取り組みで、昨年度はパートナー企業3社と連携し、リユースアイテムを使った「新作ゼロのサステナブルファッションショー」を開催した。

今年は過去最多の計11社のアパレル関連企業を中心としたパートナー企業が参加。昨年と同じファッションショーのほか、不要になった衣類を持参し欲しいものと交換できる物々交換ブース「Bring One Get One Free」、着用可能な服のアップサイクル・リペアを体験できるブースを用意。各イベントやブースでは、10月11日から11月8日の期間に実施した衣類回収で集まったアイテムを利用する。

11月22日にオープニングイベントとして実施した「新作ゼロのサステナブルファッションショー」には、メルカリを通じて募集した一般客やパートナー企業のスタッフ、インフルエンサーが登場し、人気ファッションスタイリストがコーディネートしたリユースアイテムを着用してランウェイを歩いた。

物々交換ブース「Bring One Get One Free」では、家庭に眠るまだ使える衣類を持参することで、アパレル企業提供のリユース品や事前回収衣類と交換できる。集まった衣類は繊維に戻して再活用される予定だ。

アップサイクル体験として、衣類に刺繡を施すワークショップや、デニムリペアの実演も実施。「リペアブース」では、来場者が持参したアイテムの穴あき・ほつれをその場で修理する。

イベント終了後も、ファッションショーで使用した衣装を会場に展示し、二次元コードを通じてメルカリで関連アイテムをチェックできる機能を提供する。

サステナブルファッションの推進について、メルカリ執行役 SVP of Management Strategyの河野秀治氏は「1社だけではなく、業界での連携が必要。今回は様々な企業に参加してもらえた」と手ごたえを強調。すでに定着した「ブラックフライデー」と比べ、「グリーンフライデー」の認知度はまだ低いが「社会や後世にとっても意味のある活動だ」とし、今後も業界全体で訴求する考えを示した。

注)記事中に記載していた名称に誤りがあったため訂正しました。正確には本文の通り「エコデザイン規則」です。

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