パイロットコーポレーションは11月3日の「文化の日」、朝日新聞に全30段の新聞広告「1本のペンにできること」を出稿した。
メインのコピーは「ペン一本あれば、世界を笑わせたり、泣かせたりできる。A pen can move the world.」。日本を代表する筆記具ブランドとして、世界190以上の国や地域でビジネスを展開するグローバルブランドでもあることを伝える企業広告となっている。
ボディコピーでは以下のように綴られている。
ママ、パパ、だいすき。覚えたての幼い文字が。
ごめん。ありがとう。顔を見ると言えない言葉が。
元気ですか? 見覚えのある懐かしい文字が。
なんとかなるよ。ココロを包んでくれる一言が。
おめでとう。喜びを分かちあえる幸福が。
I LOVE YOU. 一生を共に過ごす決意の言葉が。
今日も世界中の誰かを、
笑わせたり、泣かせたりしている。
ペンは手のひらに収まるほどの小さな存在だけれど、
ペンにしかできないことが、きっとある。
――世界190以上の国と地域で。
エグゼクティブクリエイティブディレクターを務め、企画やコピーなどを手がけた電通の後藤彰久氏は次のように話している。
「小さな一本のペンが、世界中のココロを動かしている。その幸福な景色を可視化し、PILOT ブランドにもうひとつの光を当てたいと思いました。企業が、ある意思を持って世の中に宣言をする。その緊張感を、30 段というスペースにつくりたいと思いました。フィルムとデジタル両方で撮った写真は、フィルムの方がしっくりきました」。
スタッフリスト
企画制作
電通+電通クリエーティブキューブ+アドブレーン
ECD+企画+C
後藤彰久
CD+企画
秋葉裕介
企画+AD
田頭慎太郎
D
山本貴絵、村井佳代、中村有希
CPr
前田繁宏、松田夕舞、酒井雅美、菅野渚
Pr | 栗原良次 |
撮影 | 森嶋夕貴 |
レタッチ | 吉川たけし |
HM | 宮澤結弦 |
CRD | 吉原遼 |
製版 | 笹本浩一 |
出演 | Alex JD |
掲載 | 朝日(11/3) |
11月19日~22日オンライン開催「宣伝会議サミット2024(冬) オンライン」【無料】
パナソニック、再春館製薬所、第一三共ヘルスケアなどのキーパーソンが続々登壇! 生活者との接点や体験価値をどのようにつくるかといった、コミュニケーション課題について、議論を繰り広げます。