幸福度がもっとも高いのは70代女性 ADKが『今どきシニアの最新調査結果』を発表

年齢を重ねるごとに関心が高まる国内旅行

「日頃行っている趣味・スポーツ」に関して、全86項目の中から当てはまるものを複数回答で聞いたところ、「1泊以上の国内旅行」と答えた回答者は、50代で3割、60・70代で4割を超え、全年代の中でも高い結果となった(図3)。シニア層の男女別で見ると、女性よりも男性の割合が高く、70代男性48.5%と、半数近くが国内旅行を趣味としていることが分かった(図4)。

表 「お金をかけている(かけたい)商品やサービス」の性別・年代別順位
図3 年代別 日頃行っている趣味・スポーツで「一泊以上の国内旅行」と回答した人

出典:「ADK 生活者総合調査 2024」。

シニア女性で強い「終活の自分事化」

「終活」への取り組みについての質問では、「聞いたことがあり、もう始めている」「聞いたことがあり、遠からず始めたいと思っている」「聞いたことがあり、そのうち始めたいと思っている」と回答した人の割合が、50代以上の回答者全体の7割を超えた(図5)。

一方で、「聞いたことはあるが、自分でする気はない」「聞いたことがない」と回答した男性はシニア層の各年代で平均約2割を占めており、より女性の方が終活に対して積極的に行動しているという結果になった(図6)。

図4 男女年代別 日頃行っている趣味・スポーツで「一泊以上の国内旅行」と回答したシニア層
図5 「終活」という言葉と取り組みについて

図5、図6はいずれも単一回答(出典:「ADK 生活者総合調査 2024」)。

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