腕試しをしたいとDMMへ
──2023年11月にDMM.comへ転職されています。
ドミノ・ピザ ジャパンで学んだQSR(クイックサービスレストラン) 市場の戦略設計はとても貴重な経験でしたし非常にやりがいのある日々でしたが、これまでの経験を生かして他の業界でも応用できないか腕試ししてみたいと思っていたときに、DMMに出会いました。
DMMには規模の大小、ジャンル関係なく60以上に及ぶ事業があり、それらの各事業を日々横断しながら、各領域におけるスペシャリストがそろう集団と共に働くことができるポジションに惹かれました。特に、60以上に及ぶ事業を持つDMMならではの豊富なデータとナレッジ資産を生かし、それを複数の事業へ横展開できる経験は、他では得られないDMMならではの稀有なものだと感じました。実際に入社してみて、想像以上のスケールの大きさと楽しさを実感しています。それぞれ異なる事業のマーケティングに取り組むことで、自分の経験を活かせる分野もあれば、これまで積極的に鍛えたことのなかった筋肉も同時に鍛えている感覚もありますね。
──現在の業務内容を教えてください。
約25人が所属するマーケティング本部 ブランドマネジメント部でマネジメントを担当しています。
DMMのマーケティング本部は独自のマトリックス構造を採用しており、各事業部にはCMOが配置され、縦軸としての役割を担っています。一方で、デジタルマーケティング、ブランドマーケティング、CRM、データ戦略など、各領域の専門性を持つスペシャリストが集まる部門が横軸を形成し、事業支援を行う仕組みとなっています。この体制により、組織全体が有機的に連携しながら、事業ごとの戦略的なマーケティング支援を実現しています。
私が所属するブランドマネジメント部は、マス広告やDMMTVにおける作品の宣伝、オフライン施策を含むPRやアクティベーション、各種SNS運用など、主にアッパーファネルに属するファンクション/チャネルを通じて、どのように効果的なコミュニケーションを取るかを考え実行しています。