日本に拠点開設も
写真共有アプリ「BeReal.（ビーリアル）」を運営するBeReal社（フランス・パリ）は11月29日、日本市場の広告責任者にGoogle、Pinterestでセールスに携わってきた笹川明人（ささがわ・あきと）氏が就任したと発表した。同社は日本での広告セールスを強化する。
笹川氏は、デジタルセールス分野で10年以上の経験を持つ。Googleでデジタル戦略の策定を支援、Pinterestでは日本市場でのセールス組織を立ち上げた。日本市場の成長戦略全般を統括し、特にZ世代をターゲットとした新たな価値創造や広告ビジネスの展開を推進する。
BeRealは1日に一度来る通知に合わせて2分以内に撮影して、投稿をするソーシャルメディア。通知が来るタイミングは日によって異なり、写真に加工ができないことが特徴だ。
BeReal CEOのAymeric Roffé（エメリック・ロフェ）氏は「日本はダイナミックで成長著しい市場であり、ソーシャルメディアや広告の分野で革新を進めるには最適な場所」とコメント。日本での月間アクティブユーザーは450万人を突破しているという。
BeRealは今後、日本でオフィスを開設し、採用を強化していく方針だ。2025年には運用型広告の開始を予定している。
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