フォント浸透に向け社内イベントを実施予定
なお10日には、フォントの浸透を図るための社内向けイベントとして「もじのしごとセミナーvol.2」を開催予定だ。8 月に開催した「もじのしごとセミナーvol.1」では、社員がフォントの基礎知識を学び、「SAISON Sans」の必要性を認識することを目的に実施し、当日は 150 名弱の社員が参加。今回は対面とオンラインで約 100 名の社員の参加を予定しているという。
クレディセゾン ブランディング戦略部課長でリードデザイナーの山本尚毅氏は「当社は商品を売るのではなく、ライフスタイルを提案するという姿勢を根底に持っていますが、そのために必要なのは皆さまとの対話です。文字はコミュニケーションを支える重要な要素であり、書体の印象は意識しなくとも受け手に確実に伝わります。誠実な文字、楽しそうな文字、遊び心のある文字、そういった意味でSAISON Sansはクレディセゾンらしい文字となりました」と話す。
同グループは今後も両フォントの多言語対応を進め、さまざまなスタイルのフォントを拡充し、国内外の多様な活動に活用することで、ブランド力のさらなる強化を目指していくとしている。