カルビーは新商品「東京ムーンポテト シーソルト&バター味」の発売を記念し、12月3日に東京駅の地下1階 八重洲地下中央口改札前 のぞみ広場にて「東京ムーンポテト 発売記念PRイベント」を実施。イベントにはタレントの池田美優(みちょぱ)も登場した。
「東京ムーンポテト シーソルト&バター味」は国産のじゃがいもを厚めの三日月型にカットした商品で、新しい“東京みやげ”として開発された。
イベントではまず、商品担当であるカルビースペシャリテ統括推進本部 企画・戦略部 MD・企画課 課長の篠谷佳菜子氏が登壇。篠谷氏は、コロナ禍の収束とインバウンド(訪日外国人)客や観光客の増加により、土産菓子の市場は大きく伸長していると説明。中でも首都圏エリアは市場規模が大きく、今後も成長が見込まれている。
しかし、販売されている土産菓子は焼き菓子や半生菓子が半数近くを占めており、それらは比較的賞味期限が短いものも多いという。
「比較的賞味期限が長く、セイボリー系(食事系)のスナック菓子に、お土産としてもっとチャンスがあるのではないかと考えました」と篠谷氏は話す。
商品担当であるカルビーの篠谷氏が開発の背景を説明した。
パッケージデザインには、テキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏を起用。商品名を大きく配置し、三日月カットモチーフを大胆にレイアウトすることで、目新しさやインパクトを演出しているほか、東京名所のイラストを載せることで、東京土産であることを訴求している。
「東京ムーンポテト シーソルト&バター味」のパッケージ。
イベント後半にはみちょぱも登壇。36個の「東京ムーンポテト」が詰まった巨大パッケージの開封式を実施し、実際に商品を試食。商品の味について「サクサク感に加えて、じゃがいものホクホク感が残っていて、塩味とバターの風味が絶妙ですね。いいサイズ感で食べやすいです」とコメントした。
巨大パッケージを開封した池田美優。
「東京ムーンポテト」のキャッチコピーは、「東京には“ツキ”がある」。商品の「三日月型」とコピーにちなんで「ツキ」に関するトークを展開した。「東京でもっとも“ツキ”があった、ツイていた瞬間は?」という質問に対してみちょぱは、「ギャルに出会った」と回答。友人の姉がギャルで、その人に憧れて渋谷のギャルサークルに加入。そのサークルでの活動中に偶然モデルとして撮影に参加したことが現在の活動につながっていると語った。
「東京ムーンポテト」をかたどった三日月形のフリップに質問の回答を記入した。
また、毎年正月は夫の実家がある京都で過ごすというみちょぱは、「いつも新幹線に乗る前に東京駅で手土産は調達するので、『東京ムーンポテト』は手土産にちょうどいいです。今年はこれを買います」と話した。
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