世界の広告費成長率予測は6.8%へ上方修正 デジタル広告は60.8%の構成比に

コネクテッドテレビは18.4%増の成長予測

媒体別では、デジタル広告が全体の広告費の62.7%を占め、特にリテールメディア(21.9%増)、ペイドソーシャル(8.7%増)、プログラマティック(11.1%増)、ペイドサーチ(6.7%増)が高い成長率を見込んでいる。

テレビ広告は0.6%の増加率で、全体の広告費に占める割合は20.6%となる見込み。ブロードキャストにおける広告支出が減少傾向となる中、コネクテッドテレビは18.4%増の成長予測となり、今後も継続して二桁成長を見込んでいる。

減少傾向にある新聞・雑誌はマイナス2.5%の成長となる見通し。広告費全体に占める割合も5.5%にまで低下することが予想される。また、それ以外の媒体では、OOH(屋外/交通)、オーディオ、シネマが、それぞれ3.9%、1.8%、3.2%の成長を予測している。

日本の広告市場は前回予測から1.3P上方修正

日本は世界第3位の広告市場であり、2025年は前回2024年5月発表の予測(2.5%)から1.3ポイント上方修正した3.8%の成長を見込んでいる。今後の強い経済見通しに伴うマーケティング活動の活発化が見込まれ、デジタル、OOH、ラジオ、テレビの各分野で増加すると予測。なお25年もデジタル広告を中心に成長が継続し、2.5%の成長となる見通し。

<地域別成長率予測>

<媒体別成長率予測>

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