桐蔭学園小学校の児童
子どもの肌に関する知見を得るため、機器測定や独自の肌測定方法「角層バイオマーカー」を用いて幼児期から思春期にかけて肌の調査を実施。結果、小学生の肌は外見上きれいに見えても、水分と油分のバランスが悪く、水分量が大人の約3分の1、皮脂量は約5分の1で、肌のトラブルが起きやすいことが分かった。
水分と油分が不足していると肌のバリア機能が働かず、紫外線や化粧品成分の一部による酸化ストレスも受けやすくなる。酸化ストレスと戦う力は「抗酸化力」と呼ばれ、小学生も抗酸化力の低さを補う肌ケアが重要。一方、現状では小学生のスキンケアは低刺激な大人向け化粧品やベビーラインでの対応が主流となっている。そこで同社は、保護者が安心して購入でき、小学生にとっての使いやすさを追求した新商品を開発した。
両商品は、肌の成長を手助けしつつ、肌自体が成長する力を阻害しない成分を配合。生体由来の同社独自機能原料「ポリアミン」は、抗酸化たんぱく「DJ-1」の発生を促し、酸化ストレスによるダメージと戦う力を高める。ほか、保湿成分の「グリセリン」とバリア機能を持つ「セラミド」を配合。将来のニキビの重症化を防ぐための「グリチルリチン酸ジカリウム」も含んだ。