マジシャンの「Mr.マリック」をメインビジュアルに起用。フォトスポットも設置している
「『なんか』伝わるの庭」は、来場者が展示を通して思ったことや感じたことが、「なんか」伝わる言葉と形でビジュアライズされるコンテンツ。クリエーティブハウス「Think & Craft」が技術協力した。「わくわく」「ノスタルジー」といったワードを入力すると、AIによってビジュアルが生成される。
コピーライターの太田恵美氏や歌人の伊藤紺氏など、広告業界内外の「なんか」についてのコメントも掲載。「なんか伝わる」表現は広告以外にも取り入れられていることから、様々な意見を紹介することで、「なんか伝わる」ことの大切さについて考えるきっかけを提供する。
同展の公式アンバサダーとして、マジシャンの「Mr.マリック」(超魔術師・サイキックエンターテイナー)をメインビジュアルに起用。伝える努力や工夫を明かさずに受け手に驚きを届けるマジシャンであり、「超越的なイメージ」を持つことから同展示のテーマに合致すると判断。幅広い年代に知名度があることも起用理由だという。会場内にはメインビジュアルに入り込むフォトスポットを設置した。
電通 3CRP局プランナーの佐藤佳文氏は「広告に興味がある人だけでなく、様々な人々に広告の奥深さを知ってもらいたい」と意気込みを見せた。また、「なんか伝わる」表現は広告以外でも活用できるとしており「日常のコミュニケーションにも生かしてもらえれば」と話した。
アドミュージアム東京が立地する複合商業施設「カレッタ汐留」と連携し、施設内店舗の広告を掲示する連動企画「なんか伝わるカレッタ展」も実施。施設内店舗の半数以上である32店分の広告を同ミュージアムの入り口付近で掲載している。
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