若手が上司に期待すること 第1位は「成長や力量に対する定期的なフィードバック」

グラフ その他 新入社員意識調査結果

全体の61.0%が「将来のキャリアイメージを描いている」と回答

将来のキャリアイメージについて尋ねたところ、全体の61.0%が「将来のキャリアイメージを描いている」(描いている+どちらかと言えば描いている)と回答した。属性別では高校卒外群が高校卒群より24.7ポイント高かった。

「将来のキャリアイメージを描いている」人の詳細をみると、3年後までキャリアイメージを描いている人は20.8%、5年後は33.3%、10年後は32.8%となった。3年後までは高校卒群が、それ以上は高校卒外群のポイントが高かった。

キャリア形成や将来に関する設問では、「若いうちは進んで苦労すべき」と考える新入社員は4割、「そう思わない」と答えた新入社員は3割で、チャレンジ意欲に二極化の傾向が見られた。

同協会は、新入社員が業務を「苦労」ではなく「スキルアップのための努力や経験」と捉えられるよう、柔軟な育成や指導方針を採用することが必要だと指摘した。仕事において新入社員が最も不安に感じることが「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」で、転職を考える理由の第1位も「職場の人間関係が悪い時」であることから、職場の人間関係も新入社員が仕事を続ける上で重要なポイントだという。

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