機能だけでなく、EVによる「暮らしの変化」を訴求
日産自動車はEV(電気自動車)への乗り換えで、暮らしの中の小さなストレスを解消する様子を描いた3本のオリジナルショートムービー「クルマと悩める人々の物語PRESENTED BY NISSAN EV」を公開している。同社がEVオーナー5177人を対象に実施した「EVに関する乗り換え調査」を基に作成。EVに対して不安を持つ人に機能性だけでなく、EVによって生活を豊かにできることを訴求したい考えだ。
「EV 乗り換え後調査」で浮き彫りになった車の課題をEVで解消できることをアピールするショートムービー
調査はEVオーナーに対して「車の性能」だけでなく「車の性能で解消する暮らしに潜む課題」という視点も含めて、乗り換えで生まれた変化などを聞いた。EVへの乗り換えで走行性能や加速性能も含めて、80%が満足しているほか、EVに乗り換えたことで「家族のお出かけが増えた」「ドライブ時の会話が増えた」など暮らしに対する好影響も見られた。
同社マーケティング担当者は「EVを選ぶことのメリットは、加速性や静粛性などに代表されるEV自体の性能上のメリットだけではなく、自宅充電や、メンテナンス費の削減などに起因した生活上のメリットも大きい」と調査理由を話した。
EVの性能は進化を続けている一方、EVに対して不安を持つ人は少なくないと考え、ショートムービーを制作。多くの人が経験したことがありそうな日常シーンを起点にEVのメリットを伝え、興味関心を持ってもらう狙いだ。