大型ディスプレイとメニューで五感に訴求
ぐるなびとエプソン販売は12月16日、飲食店をメディア化した新サービス「ミセメディア」の第１弾を2025年1月15日にスタートすると発表した。石川県とのコラボレーションで、地元の食材を使ったメニューや地域産品をアピールする。
店舗での掲出イメージ
「ミセメディア」は飲食店の店内にプロジェクターなどの大型ディスプレイを設置し、食品メーカーや自治体などのプロモーションメディアとして活用するとともに、飲食店ではメニューとして提供するなど売り上げにもつなげるもの。サンプリングや来店者へのアンケートにも対応する。視覚や聴覚だけでなく、味覚や接客でも伝えられることから「五感で訴求」を掲げる。ぐるなびは飲食店の支援策の一環として、エプソン販売は新規ビジネス開発の一環として、初の協業に至った。
石川フェアで応援消費を後押し
1月15日からの展開では、石川県とまつや（石川県かほく市）、エヌティージー（NTG、石川県珠洲市）が参画し、まつやの「とり野菜みそ」とNTGの「のとジン」を訴求するとともに、これらを使ったメニューフェアを展開する。能登半島地震で被災した同県産品の応援消費にもつなげたい考え。
都内と横浜の20店舗で2月16日まで展開する。
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ぐるなびとエプソン販売は今後、店舗メディアを拡大していくとともに自治体や飲料・食品メーカーをはじめとした企業の参画を促す。
また新たなサービスとしての「ミセメディア」が社会インフラとして定着し、食にまつわるすべてのステークホルダーに対して継続的に価値提供できるよう活動を展開していく。
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