「サーキュラーエコノミー」認知率は8.5% 電通調査

電通は18日、第3回「サステナブルカスタマー調査」の結果を発表した。目的は、持続可能な社会に向けた「サーキュラーエコノミー」をけん引する顧客群の特性を把握することにある。

同調査では、全国15~79歳の1万人を対象に行った事前調査により、商品の継続的購入と資源のリサイクル活動・回収活動への参加経験によって生活者を4種類のカスタマーに分類。4種類のカスタマーを各性別・各世代別に均等割付した全国15~79歳の1200人を対象にした本調査にて、購買行動における意識や商品の選定基準、リサイクル活動・回収活動へのモチベーションなどを調査した。 

まず、事前調査で「継続購入ブランド(飲料、食品、化粧品など10カテゴリ)が5つ以上あり」「リサイクル活動・回収活動参加製品が1つ以上ある」、継続購入性とリサイクル活動・回収活動への参加意識の両方が高い生活者を、「サステナブルカスタマー」と定義。
「商品を継続購入してくれる生活者」ロイヤルカスタマー、「製品のリサイクル活動・回収活動のみに参加する生活者」をグリーンカスタマーとした。

事前調査の結果、サステナブルカスタマーは全体の約2割(19.5%)を占めていることがわかった【図1】【図2】

【図1】サステナブルカスタマーの定義

以下図版は全てプレスリリースより引用。

【図2】カスタマー別の割合

また「ロイヤルカスタマー」について、世代別では各世代に幅広く存在していることが分かった。

【図表3】サステナブルカスタマーの世代別割合

このほか、今回の調査から得られたファインディングスの一部は次の通り。

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