シーンを選ばず持ち運びに便利な小型ペットボトル市場は成長を続けており、1~9月までの販売金額は前年比104%となった。特に止渇ニーズを満たす600mlペットボトルが大きく伸長している。
カフェやコンビニで手軽に高品質なコーヒーを楽しめるようになったことで、ペットボトルコーヒーに対する「おいしさ」への期待度は年々高まっている。10月1日から飲料メーカー各社が実施した価格改定後も、消費者の節約志向が続く中で「本物志向」の商品を選ぶ傾向が見られるという。
こうした傾向と、現代的パッケージと本格的な製法が合致したことが、同ブランドが伸長した要因としている。2025年以降も「今の生活に合ったかっこいい選択」としてコーヒー好きの顧客に選ばれるブランドを目指す考え。「ペットボトルコーヒーの価値を伝えながら、毎日の生活において気分が上がるシーンを提案していく」としている。2025年はテレビCMやデジタル広告などを刷新し、ブランドの世界観が伝わる話題作りを推進する考えだ。