「社内で打ち合わせを重ねるうちに、新生活を始めたばかりの人々が想像以上に疲れを感じていて、体を労わりたいというニーズがあるのではないかという仮説があがりました。特に社会人や学生の方々にとって、新生活が始まる時期は大きな環境の変化を伴います。このタイミングも温泉施設が寄り添うべきだと思いましたね。日々の疲れを癒やし、頑張る自分を労わるプランを提供したいと考えました」(白石氏)。
ご自愛時間を提供し気軽なソロ利用を促進
そのような議論を経て、新生活や環境の変化に疲れを感じている人々に向けた御自愛プランの提供が開始された。
「御自愛パックのコンセプトは『頑張る自分をとことん愛する』。源泉かけ流しの温泉や、ビール、唐揚げ、ポテト食べ放題など、日々の疲れを忘れて楽しめる要素を盛り込みました。温泉でリラックスしながらビールを楽しむ、そんな1日を過ごすことがあってもいいなと思ってもらいたかったのです」(白石氏)。
また、チェックイン時に利用客の“疲れ度合い”をチェックし、結果に合わせたリラックスアイテムを貸し出すなど、個々のニーズに寄り添ったサービスも提供されている。
さらに、環境の変化に疲れを感じている新生活を始めたばかりの人々に気軽に訪れてもらえるよう……
※本記事は12月27日発売の月刊『販促会議』2025年2月号で全文をお読みいただけます。
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