東名高速道路足柄SA(上り)の「短時間限定駐車マス」
2024年4月から自動車ドライバーの時間外労働に960時間上限規制と改正改善基準告示が適用された。ドライバーの労働時間が短くなることで、より一層の人手不足への対応が求められる「物流の2024年問題」が注目を集めている。
同社は、高速道路会社初となる中継輸送拠点「コネクトエリア浜松」を新東名高速道路浜松SA(下り)の隣接地に整備し、遠州トラックと共同で運営している。関東・関西間の中間地点に位置する同施設で、トレーラー・トラクタ交換またはドライバー交替による中継輸送を行うことで、ドライバーは折り返しによる日帰り運行が可能となる。
大型車ドライバーの確実な休憩機会を確保するため、駐車マス拡充や混雑情報の提供に加え、東名高速道路豊橋PA(下り)など計7カ所で駐車場予約システムの実証実験を実施している。
2023年11月からは、長時間駐車の多い休憩施設の大型車駐車マスの一部を60分以内の利用に限定する「短時間限定駐車マス」の実証実験(39台分整備)を東名高速道路足柄SA(上り)で開始した。