12月27日に発売する月刊『宣伝会議』2月号(通巻)の特集テーマは「拡張を続けるマーケティングの現在地」です。
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おかげさまで、月刊『宣伝会議』は今号をもって通巻1000号を迎えました。毎月、毎号、変化を続けるマーケティングの今を広告界の皆様の多大なるご協力のもと、読者の皆様にお届けすることができました。
『宣伝会議』2月号の特集テーマは
「拡張を続けるマーケティングの現在地」
マーケティングがカバーする領域は拡大を続け、短期的な売上拡大のための戦略・戦術のみならず、企業が継続していくために必要なステークホルダーとの関係性づくりにまで、その役割が拡張されるようになってきました。
通巻1000号では、広告界を代表する実務家、識者の方々に、現時点のマーケティングやマーケティング・コミュニケーション、そして広告をどのように定義しているのか。マーケティングの現在地、その考えを聞きました。
拡張を続ける、マーケティングの「現在地」と「広告」の現在地
「マーケティングの現在地」について、恩藏直人氏(早稲田大学教授)、西川英彦氏(法政大学教授)、岡本達也氏(味の素)、中川祥一氏(タイミー)の4人に話を聞きました。
澤本嘉光氏、高崎卓馬氏、嶋浩一郎氏、谷山雅計氏の4人には、広告をどう定義しているのかや、今日的な広告を取り巻く課題について、話してもらいました。
AI×マーケティング―今、何が実現できるのか?
dentsu Japan(国内電通グループ)では「AI For Growth」のビジョンのもと、“全従業員の「知」をもってAI技術を育て、同時にそのAIによって人間も新しい「知」に至る。その循環が変革を生む”という戦略を掲げています。電通でAIを始めとしたテクノロジーを活用したクリエイティブを設計する、並河進氏に話を聞きました。
拡張するマーケティングのフロンティア
広告やキャンペーンにおける“炎上”事例や、企業の発信を起点に、SNS上で人々の分断が生じる事例が後を絶たない現代。誰もが発言でき、情報の拡散も容易な昨今のメディア環境の中で、企業はどのようなコミュニケーションを取るべきなのでしょうか。
現在、ソーシャル・チェンジ・プロデューサーという肩書で、社会をより良い方向に変えていくためのプロデュースを行っている趙正美氏に話を聞きました。
月刊『宣伝会議』2025年2月号
▼特集1【通巻1000号特別企画】
Marketing is cosmos. 拡張を続けるマーケティングの現在地
<拡張を続ける「マーケティング」と「広告」の現在地>
・「顧客のために価値を創造している」という
マーケティングマインドを組織全体で持とう
恩藏直人
・流行に適応しつつ独自の顧客価値を生み出す
いま必要なソーシャルリスニングと創造的適応
西川英彦
・マーケターは「オーケストラの指揮者」
AI時代にこそ向き合うべき“普遍の真理”とは
岡本達也
・変化し続ける顧客ニーズを誰よりも理解し、
組織横断の“ハブ”として事業KPIを牽引せよ
中川祥一
・今やっていることが「広告」のすべてではない
従来の役割に、とどまらない無限の可能性
澤本嘉光
・大切なのはターゲット以外にも届く前提
嫌われ者にならないための広告のつくり方
高崎卓馬
・多様化する現代社会において広告は
人々をつなぐ共通の価値観を創造すべき
嶋浩一郎
・結果の数字が瞬時に見える時代だから
ゆっくりと結果を出すことも学んでほしい
谷山雅計
・「宣伝会議サミット」登壇者に聞いた、私が考える「マーケティングの現在地
<AI×マーケティング―今、何が実現できるのか?>
・クリエイターとAIの共創
人間に求められるのは「いいだしっぺ力」
電通
・データ収集して改善し続けるマーケティングへ
変化する社会に寄り添う企業を、AIが支える
博報堂DYホールディングス
・過去の「ひとり」に向けたパーソナライズから
未来の「大勢」に向けたイノベーションへ
アクセンチュア ソング
・プランニングに需要予測…AIをどう使う?
花王が目指す「マーケティング5.0」
花王
<拡張するマーケティングのフロンティア>
・データの民主化から共創型エコシステムへ
ブロックチェーンがもたらす未来
河野友香
・顧客に〈人間〉として出会う
マーケティングをひらく「人類学的」な視点
水上 優
・顧客価値の提供を企業全体で取り組む
“総力戦”としてのマーケティング体制の構築
中東孝夫
・「炎上しない広告」を作るには
DEI視点のアップデートが不可欠
趙 正美
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