阪急電鉄は12月25日、ヤマト運輸と連携し、観光案内所において手荷物を宿泊施設へ当日中に届ける配送サービスを提供すると発表した。2025年4月~10月に開催の大阪・関西万博に向けたもので、サービスの提供期間は1月15日~10月31日。利用状況に応じて延長を検討するという。
手荷物の当日配送サービスを行うのは、「阪急ツーリストセンター大阪・梅田(大阪梅田駅)」と「阪急京都観光案内所・河原町(京都河原町駅)」の2カ所。現時点で両観光案内所では、手荷物の一時預かりなどを実施しているが、サービスを進化させる。観光や買物時の利便性を高めるほか、交通機関への手荷物の持込みによる混雑の緩和につなげたい考え。
対象地域は、大阪市内 北区・西区・此花区・浪速区・中央区、京都市内 東山区・南区・中京区・下京区。民泊などスタッフが常駐しない宿泊施設を利用している場合は、最寄りのヤマト運輸の営業所に配送する。