探偵に扮した「ティモンディ」が快適性の秘密を探る
東京都はWeb動画「燃費と快適探偵!高岸!」を12月17日から公開している。2025年4月から施行する、新築住宅などにおける太陽光発電設備や断熱・省エネ性能に関する新制度「建築物環境報告書制度」を周知する狙い。動画はお笑いコンビ「ティモンディ」の前田裕太と高岸宏行の2人が探偵に扮し、冬でも快適に過ごせる「燃費の良いおウチ」の秘密を探る内容で、家庭での様々なシーンを映した「証拠動画」を見ながら、謎解き気分で学べる。
「ティモンディ」が探偵役として出演するWeb動画。東京都の特設ホームページや東京都公式YouTubeで公開
動画(Full ver)では、前田が「ここに住む家族は冬でも快適に過ごしているという噂を耳にしたぞ」と高岸に「証拠写真」を見せるシーンからスタート。高岸が虫めがねを覗くと、朝でもスムーズに布団から出る様子、半そで・裸足の子どもが床で寝そべって遊ぶ様子、リモート会議をしている様子などが描かれる。家族が快適に過ごせる理由について、前田が「断熱性能」と「太陽光発電」だと推理。光熱費を削減できることもアピールし、「燃費が良いから快適に過ごせる」ことを訴えかける内容だ。
東京都は、「建築物環境報告書制度」の施行に向け、太陽光パネルや断熱性能などを備えた環境性能の高い住宅のメリットを伝えるため、様々な機会や媒体で普及啓発を行っている。Web動画もその一環で、11月27日にティモンディを起用した「知って役立つ!おウチの燃費と快適性」を公開。今回の動画は第二弾として制作した。
バラエティーで活躍するティモンディは幅広い層への周知が期待できるとして、今回も起用。東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター 温暖化対策推進課の矢野明子課長は「持ち前のキャラクターを生かして『環境性能の高い住宅のメリット』を分かりやすくポジティブに、インパクトある表現で紹介してもらうことで、YouTubeを視聴する世代からの共感を期待している」と話した。