ビデオリサーチは7日、2025年の正月の三が日に関東地区で放映されたテレビCMの動向(速報値)を発表した。
企業別のCM秒数のトップ3は「本田技研」(前年2位)、「永谷園(同4位)」、「興和」(2024年まで5年連続1位)、という結果に。
商品・サービス別に見ると競輪、オートレースの「JKA」が1位で、スマホおよびPC向けゲームアプリの「バンク・オブ・イノベーション メメントモリ」が2位となった。3位には、前年1位だった「ダイキン工業」が入った。
また4位に「日鉄興和不動産」、5位に「東京建物」、10位に「野村不動産」が入るなど、今年は不動産関連のCMが多く出稿された。
タレント別CM秒数では芦田愛菜、横浜流星、広瀬すずがトップ3となった。横浜流星は前年のトップ10圏外から上位に入った。広瀬すずは3年連続でトップ3入りとなっている。
本データは同社グループのビデオリサーチコミュニケーションズが、テレビCMのオンエア状況を調査する「テレビ広告統計」のデータを元に、2025年1月1日~1月3日に関東地区でオンエアされたCMについてまとめたもの。
今年の正月三が日は、企業数で623社(前年609社)、CM本数で1万2431本(前年1万1294本)、CM秒数で22万3930秒(前年20万7815秒)のテレビCMが関東地区で放映された。
前年2024年は1月1日に発生した能登半島地震の影響もあり、2023年同時期に比べCM本数・秒数ともに減少したが、今年は前年同時期に比べCM本数・秒数ともに増加し、2023年並みの出稿量となった。
各カテゴリのトップ10は次の通り。