サントリーは12月2日から、クラフトバーボンウイスキー「メーカーズマーク」の新たなテレビCM「ドラキュラな男」篇の放映を開始した。2018年からCMに出演してきた小栗旬がドラキュラに扮するという新たな設定で、高崎卓馬氏(電通)がクリエイティブディレクターを務めている。
山崎まさよしの楽曲『One more time, One more chance』にのせて登場するのは、「優しくって、ちょっとバカ」という赤いマントをまとったドラキュラ。
CMでは、「ドラキュラって不老不死なんでしょ」と投げかける女性に「ごめんね」「愛してるよ」と言いながら、別の女性の名前をうっかり囁いてしまう。それでもどこか憎めない、ドラキュラの人格をブランドの人格に重ねて表現した。
公式サイトでは次のようなボディコピーが掲載されている。
赤いマントのドラキュラがいた。
男は不老不死だった。
真剣にひとを愛してきたけれど
時はいつも
自分だけを置き去りに流れてしまう。
いつか別れがきてしまう。
そうとわかってもまた誰かを心の底から愛してしまう。
そんな男だった。
愛とウイスキーはどこか似ている。
それは心を包み、
時の残酷さを忘れさせてくれる。
でも、
ちょっとだけ天然だった。
純粋すぎるのかもしれない。
まっすぐで、嘘がつけなくて、
ひとはそれを
愛敬と言ったりもするけれど。
メーカーズマークという
このウイスキーを飲むひとはどこか
みんな似ている気がする。
CDを務めた高崎卓馬氏は企画意図について、次のようにコメントしている。
「ウイスキーらしく、サントリーらしく、と原点回帰しながら企画をした。バーで頼みたくなるようなものがいいなあとボンヤリ考えていると、赤い封蝋が突然マントに見えた。そのマントの先に赤いドラキュラがいた。不器用なほど丁寧につくられたクラフトウイスキー。それを飲むひとはみなどこか憎めない愛敬がある人たちだ。そんな未来を想像しながら。」
スタッフリスト
企画制作
電通、東北新社
CD+企画+C
高崎卓馬
CD
髙上晋
AD
高木大輔
CPr
石渡舞
Pr | 髙木美歩、青石 陽羽 |
PM | 丹羽由理奈 |
演出 | 高田雅博 |
撮影 | 瀧本幹也 |
照明 | 藤井稔恭 |
美術 | 坂原文子 |
CG | 林達郎 |
編集 | 阿久津りえ子、茶屋 成樹 |
MIX | 太斉唯夫 |
ST | 二村毅、増井芳江 |
HM | 高木琢也、辰己侑規帆、山崎聡 |
CAS | 切明畑力、稲垣綾、吉沢綾音、Bobbie田邉、高久明子、中原和宏 |
AE | 牧庸介、谷本篤史、岩田久、土田創 |
NA | 堺小春 |
出演 | 小栗旬、Vitalina B. |