本社を創業地に移転 讃岐うどんの多様性を発信する新プロジェクト始動、はなまるうどん

写真 「はなまるうどん」の宣伝隊長に就任した香川県ご当地キャラクター「ツルきゃら うどん脳」

「はなまるうどん」の宣伝隊長に就任した香川県ご当地キャラクター「ツルきゃら うどん脳」

讃岐うどんの本場に本社を構えることで、地元の店主や業界関係者と直接意見を交わす機会を増やし、より具体的なニーズや要望を事業に反映させることを目指している。

地元メディアとの連携も深める方針で、1月1日に四国新聞で元旦広告を掲出。メディアとの連携によって同プロジェクトを周知するとともに、地元の生活者の声をより正確に拾い上げることができると考えている。

香川県内の店舗では、讃岐うどん専用に開発された小麦粉「さぬきの夢」を使用して製麺を行う。香川県産の農産物や名産品も取り入れ、地産地消のメニュー作りを推進。これらの取り組みを通じて、地域活性化にも貢献したい考えだ。

香川県内の14店舗のうち5店舗で順次改装を実施する。個性と多様性を重視し、それぞれ異なるコンセプトの店舗へと生まれ変わる予定。具体的な方向性は現在検討中だが、現段階のアイデアとして、現在のセルフ方式とは正反対の「長時間楽しんでもらうフルサービス店舗」や、うどん打ちなどの体験ができる「体験型店舗」が挙げられている。さらに、店舗をコミュニケーションの場として開放するほか、スイーツや居酒屋業態に挑戦するなど、様々なアイデアが披露された。

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