エアークローゼットは1月9日、家電の消費傾向についての意識調査の結果を発表した。調査は2024年12月23日~26日に実施し、調査対象は20〜39歳男女216名。
調査によると、物価高の影響で、買い物の際に慎重に商品を選ぶことが増えたと感じている人は80.7%にのぼった(以前よりも増えた45.28%、どちらかというと増えた35.38%)。
買い物をする際に「試してから購入したい家電」についての質問では、「掃除機」(35.85%)が最も多く、「ドライヤー」(32.08%)、「マッサージ器・フィットネス機器」(25.94%)が続いた。その理由については「実際の使い心地を確認したい」(76.3%)が最も多く「実際に効果があるか確かめたい」(56.07%)が続いた。
家電を購入する際の決め手や最も重視するポイントを聞く質問では、「機能性や使い勝手の良さ」(41.98%)「値段の納得感」(39.15%)が上位に。また家電の買い物で失敗したと感じた体験については「期待した効果を実感できなかったとき」(52.83%)「使用感や使い勝手が悪かったとき」(47.64%)が上位となった。
物価高の影響で、多くの人が商品選びに慎重になっている。同社では、失敗を避けるため「購入前に試したい」ニーズが高まり、価格だけでなく「実生活の中で十分に使えるか、期待する効果が得られるか」が、重要な判断要素となっていることがうかがえるとしている。