森永製菓は1月13日より東京、大阪、愛知の 3都府県にて受験祈願広告「ラムネドットアート」の掲出を開始した。
本企画は、2023年1月からスタートした受験生応援シリーズ『よび覚ませ、集中力。』の第3弾。1月18日・19日に実施される2025 年度「大学入学共通テスト」を前に、勉強時の“集中のお供”として「森永ラムネ」を愛用する受験生に向けて、メッセージを届ける。
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本物の「森永ラムネ」3万9061粒を使用して制作した4種類のドットアート広告は、森永製菓社員を中心としたスタッフが10時間かけ一粒ずつ並べて制作したもの。東京都内の体育館を2日間貸し切り、4種のデザインと大小2種の『よび覚ませ、集中力。』の文字を仕上げたという。
ラムネドットアートのデザイン。中には「実はラムネではないもの」が混ざっているとのこと。
デザインは、受験勉強を象徴する瞬間である「ひとり黙々と勉強」「電車の移動は暗記タイム」「友だちと図書館で宿題」「神様に合格祈願」の計4種。
「ひとり黙々と勉強」篇は、2024年7月に公開された受験生応援CM「試験中に雑音」篇で受験生役を演じた石田莉子さんが勉強する姿をモチーフにした。今回の交通広告の掲出に合わせて、同CMも全国で放映する。
テレビCM「試験中に雑音」篇より。「他の人の鉛筆の音や貧乏ゆすりがいつにも増して気になってしまう」という受験生の“あるある”な悩みが描かれている。
森永製菓 菓子マーケティング部の小山内裕亮氏は「ここ数年、森永ラムネは受験生の勉強・試験の『集中したいとき』に寄り添うことをテーマに広告展開をしてきました。本広告についても、このテーマをぶらさないという前提の上で、いかに、学生の皆さんに自分事と感じてもらえるかということにこだわった企画設計をしてほしいとお願いしました」と企画の背景について話す。
第1弾、第2弾の企画に続きクリエイティブディレクターを務めた電通の濱田雄史氏は、「『集中したいとき』に食べてもらいたいラムネの価値を表現するために、集中力を極限まで研ぎ澄まさないとつくれないOOHに挑戦しました」と話す。
アートディレクターの堀田さくら氏によると、始めは10×10粒でのドットアートに挑戦したところ、制作時間は約2分。実寸は1060mm×11648mmというサイズで、「本当に絵に見えるようにできるのか」と、検証を重ねたという。
掲出は東急田園都市線渋谷駅の道玄坂ハッピーボード、Osaka Metro なんば駅のパノラマビューセット、名古屋市営地下鉄 名古屋駅サンフラワーボード広告の3カ所。いずれも19日までの掲出で、場所によりデザインパターンは異なる。
メイキング動画より。 受験生に寄り添ってきた「森永ラムネ」からの“応援のしるし”として、ラムネを食べながら手作業で並べていった。
スタッフリスト
企画制作
電通、電通クリエイティブフォース、たきコーポレーション
CD
濱田雄史
PL
村田俊平
CW・PR
荒木雅
AD
堀田さくら
D | 彌富妙、鈴木咲絵、恩地遼平 |
Pr | 茨木美帆、濱口大地 |
撮影 | 村松賢一 |
レタッチャー | 村山輝代 |
美術 | 名嘉眞秀 |
CP | 岩佐遼太郎、清水楓太 |
BP | 川上洋亮、福井旭 |