CM総合研究所(東京企画)が毎月調査する「CM好感度」ランキングで、2024年12月度は日本マクドナルド「グラコロ・濃厚デミ&タルタルグラコロ」が総合1位となった。「グラコロ」での1位は初。マクドナルドは同年9月度に「月見ファミリー」で、10月、11月度は「三角チョコパイ」でそれぞれ1位となり、4カ月連続でトップに輝いた。
マクドナルドはグラコロのCMに多部未華子を4年連続で起用。多部は冬の訪れに今年初のグラコロを食べることが待ちきれない先輩役を演じ、人生初のグラコロ食べる後輩役の藤堂日向と、グラコロを頬張り楽しく談笑する様子で冬の風物詩「グラコロ」を訴求した。CM総研によると40代の男女や若年女性などから好評価を得たという。
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10位までのランキングは次の通り。
総合2位は全国都道府県及び全指定都市「年末ジャンボ宝くじ」。妻夫木聡ら演じる5人のジャンボきょうだいが細川たかしと「♪今年こそ狙おう 10億」などと楽しげに歌うCMが好調だった。妻夫木らが錦鯉やジェラードンと共演するCMも好評を得た。
総合3位にランクインしたのは、ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)を新CMに起用したIndeed Japan「Indeed」。スマホなどを手にした5人が「♪仕事さがしはIndeed」と口ずさみ、やってみたい仕事やIndeedについて会話する4篇を放送した。若年女性から圧倒的な支持を集め、約6年ぶりのトップ3入りとなった。
調査期間は2024年11月20日から12月19日まで、東京キー5局で放映されたCMが対象(全オンエア数:2463銘柄)。関東1都6県3000人に聞いた。