ブームはひと段落? 高級食パン専門店が事業をリモデルで売上アップ

本記事は月刊『販促会議』1月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。本記事は月刊『販促会議』1月号は宣伝会議デジタルマガジンでもお読みいただけます。

 

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ベーカリーカフェ事業を手がけるアールベイカーは10月23日、高級食パン専門店をリモデルした店舗「R Baker mini 本八幡店」をオープンした。

写真 店舗・施設 店舗の様子

店舗の様子。

高級食パン専門店は、5年ほど前にベーカリー業界に誕生してから一時期ブームを起こしたが、同様の専門店の増加や原料高騰といった様々な要因から、ブームに陰りが見えてきた。業態変更を選択する店舗も多い中で、同店ではオーナーがアールベイカーのフランチャイズに加盟し、「R Baker mini 本八幡店」としてリモデルした。

「R Baker mini 本八幡店」では、食パンとクロワッサンをメインに、常時約20種類のパンを販売。もともとの食パン専門店では店内で食パンを手づくりしていたことから、その製造技術を活かして店舗限定の「カステラ食パン」も展開している。

また、アールベイカーのセントラルキッチンで製造した冷凍生地を店舗で焼き上げて提供。生地づくりの時間やスペースを削減すると同時に、焼き立てのパンを一日に複数回提供できるようにしている。

パンのバリエーションが増えれば、購入点数や客数、来店頻度も増えることが予想される。実際に来店客からは、以前と比べてパンの種類が増えたことや、焼き立てのパンが何度も店頭に並んでうれしいといった声が聞かれており、一日の売上も一般的な高級食パン専門店の5倍程度と、リモデルの成果が見られている。

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