松平 健の芸能生活50周年を記念し、25年間主役を務めた国民的時代劇『暴れん坊将軍』をテーマにしたポップアップを渋谷PARCOで開催。往年のファンからZ世代まで、幅広い層が楽しめる空間で話題を呼んだ。
本記事は月刊『販促会議』2025年1月号の転載記事です。
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SNSをきっかけに『マツケンサンバⅡ』が若い世代にも浸透し、幅広い年代から愛される俳優の松平 健。芸能生活50周年を記念し、25年間主役を務めた国民的時代劇『暴れん坊将軍』にフォーカスしたポップアップショップを開催した。
平日にもかかわらず、性別・年代問わず客足が途絶えない会場。松平 健が所属する三喜プロモーションから借りた『吉宗評判記 暴れん坊将軍』第1・2話の台本を特別に展示した。
店舗には、エネルギーあふれるカラフルなデザインのグッズが所狭しと並ぶ。Tシャツやパーカーといったアパレル商品から、白馬に乗った「上様」と「安全運転 天下泰平」という文字が描かれたカーサインまで70種類以上のアイテムを展開。等身大パネルのフォトスポットや、貴重な台本の展示など、ここでしか味わえない体験も用意した。
グッズ企画を担当したグレイ・パーカー・サービスの吉田奈央氏は「初報で『なにこれ！』と目を引き、お客さま自らが発信したくなるようなビジュアルを意識しました」と語る。
会場では、松平本人からのコメント動画を放映。商品においては、会期後半でソールドアウトになるものもあり、「上様」が安全運転を願ってくれるカーサインもそのひとつ。
出店にあたっては、渋谷という街の持つトレンド感と、PARCOが持つ若年層への訴求力の高さを重視。事前の告知は、松平本人によるコメント動画をSNSで配信するなど、デジタル施策に注力した。今後は、松平の“おひざ元”（出身地）である名古屋と大阪・梅田での開催を予定している。
催事運営を担当したJuiceの田中克典氏は「松平さんの認知度と影響力の高さは以前開催した『マツケンサンバ POP UP SHOP』でも実感していました。今回も若い世代を含め、その期待を裏切らない反響を得ることができました」と語る。
カラフルでエネルギーあふれるグッズの数々。「色味のトーンや構図は、『暴れん坊将軍』から受けた数々の良い影響をすべてデザインで出し切る・表現し切る、というゴールを目指しました」（商品ディレクション担当者）。
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暴れん坊将軍 POP UP SHOP
所在地：東京都渋谷区宇田川町 渋谷PARCO 6階 PENGUIN SOUVENIR
実施期間：2024年10月18日～11月11日
月刊『販促会議』2025年1月号
【巻頭特集】
イマーシブ・プロモーション
―没入感をつくる体験設計―
【特集2】
なぜあの店舗・商品は
リピーターが絶えないのか
