AIをイメージした新CMや、体験型AIコンテンツを展開
印刷インキメーカーのDICは、企業ブランドCM「DIC岡里帆」シリーズの第6弾を1月15日から公開している。女優の吉岡里帆が化学好きの「DIC岡里帆」というキャラクターを演じるシリーズで、今回は「ケミトロニクス材料」をテーマにAI役を演じる。今後の成長が期待できる分野において、同社の材料技術が貢献していることを伝える狙い。CM公開に合わせてAIコンテンツを体験できる特設サイトも公開。同社はノベルティだけに頼らない「コンテンツ力」主導で勝負したい考えだ。
吉岡里帆がAI役を演じ、半導体の部品に話しかける新CM
DICは60以上の国と地域で展開するグローバル化学メーカー。1908年の創業時から展開する印刷インキのほか、原料となる顔料、合成樹脂の製造販売などを手掛ける。「ケミトロニクス材料」は、エレクトロニクス仕様の化学や素材を軸とした事業で、AIの発展に必要な半導体の技術革新の一翼を担う。
今回のCMにおいては、「高度な技術とフィロソフィーをそのまま説明するのではなく、一般の視聴者にとっての価値を直感的かつ親近感を持って伝えることにこだわった」という。そこで、日々話題となっている「AI」に着目し、「AIの進化に化学で寄与する」ことをテーマに設定した。