「パンとエスプレッソと」初の海外出店はアメリカ 北米でのFC展開にも意欲

日と々とが手掛けるベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」は1月30日(現地時間)、アメリカ・カリフォルニア州に「BREAD, ESPRESSO &」出店した。同社にとって、今回の店舗が海外初出店となる。同店の運営はエイチ・アイ・エスが担当。ロサンゼルス地区における独占ライセンス契約を締結し、現状唯一の海外店舗として運営する。

「パンとエスプレッソと」は、素材やクオリティ、地域性を活かした店舗・商品を展開するベーカリーカフェ。現在、国内に37店舗展開している。エイチ・アイ・エスは、2022年に独占パートナーとして「パンとエスプレッソと」と業務提携。海外におけるライセンス展開や、国内におけるご当地オーナー制度“47都道府県「ご当地パンエス」プロジェクト”を推進してきた。

イメージ 「BREAD, ESPRESSO &」の店舗外観と提供メニューのイメージ。

「BREAD, ESPRESSO &」の店舗外観と提供メニューのイメージ。

海外初出店となる今回の「BREAD, ESPRESSO &」は、エイチ・アイ・エスがロサンゼルス地区における独占ライセンス契約を締結。カリフォルニア州レドンドビーチにオープンした。北米においては、エイチ・アイ・エスの現地法人H.I.S. Americas Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス)の子会社であるJapan Hospitality LLC(本社:アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス)が運営を行う。

アメリカでは近年、日本のような小麦の風味を生かしたシンプルなパンや、多彩な具材が入った惣菜パンの市場が拡大。既に韓国や台湾企業のフランチャイズベーカリーもアメリカに進出している。「BREAD, ESPRESSO &」では、日系のベーカリーとして繊細な技術や独自のローカライズした限定メニューなど、差別化を図り展開するとしている。

また、今後はレドンドビーチ店を中心とし、北米においてフランチャイズ展開も目指す方針だという。

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