ロッテは2025年2月4日、板ガム「スウィーティガム」「ジューシー&フレッシュガム」を復活発売。さらに2月11日には「小梅」シリーズから「小梅 ハルの出会い」を新発売する。
「スウィーティガム」は1995年~2006年頃に販売。「ジューシー&フレッシュガム」は、定番品として1970~1995年頃に販売していた板ガム。これまでもロッテでは、かつて同社が販売していた「板ガム」の復刻発売を行ってきた。
スウィーティガム(左)、ジューシー&フレッシュガム(右)。
昨今「昔のものが逆に新しくて面白い」と若い世代に人気の「レトロ」を訴求する商品として、懐かしい味わいやパッケージを通して、ノスタルジックでエモーショナルなデザインでの展開を進めてきている。
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また今回は、2024年に発売から50周年を迎えた「小梅」シリーズから、「小梅 ハルの出会い」も発売。キャラクターである小梅ちゃんの初恋物語のワンシーンを切り取ったパッケージと、そこに吹く春一番をイメージしたフレーバーとなっているという。
「小梅 ハルの出会い」。
新商品「小梅 ハルの出会い」の特徴は、パッケージ裏面の2次元コードから、小説「小梅の初恋すとおりい」を読むことができること。食べながら、初恋物語を読むという体験を提供する。
小説を載せるきっかけになったのは、顧客へのインタビュー。1974年の発売以来、パッケージに載っている少女 小梅ちゃんには“初恋物語”が存在していたが、インタビューの際に、小梅ちゃんの“初恋物語”を知らない顧客が多いことが判明。
その後のインタビューの中でWEBサイトに掲載されている物語を読み、顧客が楽しんでいる様子を見たブランド担当が、小梅の魅力はキャンディだけではないことに改めて気づきを得たことがスタートだったという。そこで、ただおいしいキャンディだけではなく、小梅ちゃんの物語や世界観も全部楽しんでもらえる商品をつくりたいと考え、開発に至った。
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