男性ブランコが職場の「集中できないあるある」を演じるロッテ新Web動画

ロッテは、お笑いコンビ 男性ブランコの浦井のりひろ、平井まさあきが企画・出演したガム商品のWeb動画シリーズ「集中泥棒」を制作。2月5日に、オフィスを舞台に集中を邪魔する上司と集中できずイラつく部下を描いた「ちゃちゃっと」篇、「カタカタ」篇を公開した。

WebCM「ちゃちゃっと」篇

WebCM「カタカタ」篇

「ちゃちゃっと」篇では、部下を演じる浦井がプレゼン資料の作成に着手しようとすると、上司を演じる平井が「集中、集中!」と声をかけてくる。平井は話し終えると、今度は膨大な量の作業の依頼や、コーヒーを淹れてほしいとの注文をする。集中の邪魔をしてくる平井へのストレスがピークに達した浦井は、ガムを嚙むことで自分のリズムを取り戻し、集中状態に入っていく。

「カタカタ」篇では、部下を演じる平井がデスクで作業を進めようとすると、隣に上司を演じる浦井が現れる。浦井は、ボールペンをカチカチ鳴らしたり、音を立ててビニール袋を漁り、中からパンを出して食べ始めたり、悪気なく平井の集中を邪魔する。その後も大きな音でタイピングし、大声でリモート会議を開始。静かに仕事をしていた平井だが、浦井にタイピングの音を注意されストレスがマックスに達し、ガムを噛んで自分の集中を取り戻す。

調査結果をもとに男性ブランコ・平井が台本制作

本動画は、同社が2024年12月に、デスクワーク中心でオフィスワークをした経験がある20歳〜59歳の男女を対象に実施した「全国一斉オフィス集中調査」に寄せられた、オフィスでの集中がしづらいと感じた際のエピソードをもとに制作。調査はコロナ禍で普及したリモートワークから一転した、オフィス勤務での「集中」に関する実態を明らかにするために行われた。

調査の結果、「週3回以上出社している人が全体の8割を超えている」というファクトや、そのように出社回帰ムードが高まる中、「約8割がオフィスで集中できていない」というファクトが明らかになったという。また、オフィスでの集中しづらい要因の1位は「電話対応や急に振られる業務など、予測できない雑務の発生」、2位は「周囲にいる人のおしゃべりや話し声」という結果が得られた。

調査で寄せられた実際の「集中できないあるある」や「集中できないエピソード」を踏まえ、男性ブランコの平井がWeb動画の台本を制作した。

ロッテの大峠美貴氏は、本企画の目的として「ガムが『集中阻害要因あふれる現代社会における”集中導入ツール”である』という認知を獲得すること」を挙げる。

「働き方が多様化した現代、実はオフィスには集中を妨げる要素がたくさんあること。そんな時、ガムが集中をサポートしてくれるアイテムになることを『共感性』と『今の時代っぽさ』をもって描きたい(伝えたい)という意図で制作しました」と大峠氏は語った。

クリエイティブディレクターを務めた博報堂の酒井亮祐氏は、「登場人物を“腹立つけど憎めないキャラ”にしたいと思って、その表現が得意そうな男性ブランコさんにお願いしました。『集中できない』という負の感情への共感を狙うものなので、完全な悪者にしてしまうと広告として気持ちの良いものではなくなると思ったからです」と話す。

また、酒井氏は「いまの時代は最初に展開が予想できる方が視聴されると思い、『集中泥棒』というタイトルをつけることで『どうやって集中を盗んでいくのか?』を楽しむ構成にしました」とコメントした。

スタッフリスト

企画制作 博報堂+プラチナム+Libalent
CD 酒井亮祐
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企画 大井椋介
Pr 小野剛司
PM 福元麻衣子
演出 武田洋平
撮影 久保充弘
ST うめつみう
HM 守屋Kスケ
PRプランナー 杉山祐太、加藤里佳子、齋藤友里
出演 男性ブランコ
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