三井農林が2月3日、声優・梶 裕貴とコラボした「聴くWithTEA」キャンペーンを開始した。紅茶ブランド「日東紅茶」4商品に合わせて選んだ名作小説を声優の梶 裕貴が朗読した限定ボイス「WithTEA STORIES」が参加者全員に当たる。
日東紅茶は、以前から紅茶の新しい楽しみ方をSNSや店頭で提案する「WithTEA」活動を推進している。今回は「WithTEA -新・紅茶のお供-」というコンセプトの下、「デイリークラブ」「ミルクとけだすシリーズ」「ロイヤルミルクティー」「水出しアイスティーシリーズ」の4商品をメインに企画した。
4商品に合わせて選ばれた小説は、それぞれ、夏目漱石『こころ』、オー・ヘンリー/石波杏訳『緑の扉』、岡本綺堂『雪の一日』、有島武郎『一房の葡萄』。梶氏は、今回のコアターゲットである30代前後の女性からの人気や認知度が高いため、起用したという。
今回の企画意図について、三井農林の担当者は「20~30代女性のブランド認知率をさらに高めると同時に、今までリーチできていなかった未認知・非購買層への認知拡大のためにプロモーションを企画した」と話す。
「私たちは2022年に日東紅茶のブランドエッセンスを、『TEAの「もっと」を創り出そう。』と設定しました。そこから一貫して、紅茶とともに過ごす時間の価値を再認識してもらうことを目指しています。今回の企画では、紅茶を飲む時間に『本を読む』『音楽を聴く』など、日常のちょっとしたアクションをプラスすることで “TEAの価値“を広げることができるのではないかと考えました。朗読する小説については、今回セレクトした4商品の特徴とそこから連想される物語のイメージを現役書店員にお伝えし、選書してもらっています」。
3月6日からは、UNKNOWN HARAJUKUでのイベントを実施。イベント会場でしか聞けない梶 裕貴の朗読ボイスほか、日東紅茶の試飲、オリジナルグッズ販売などのコンテンツを用意している。キャンペーンにおける小売店頭との連動は予定していない。
