コクヨ「キャンパスノート」50周年 限定商品は学生ヒアリングから誕生

コクヨは2月12日、キャンパスノートの発売50周年を記念し、イラストレーター・一乗ひかる氏を起用した限定アイテム13種類を発売した。ノート、バインダー、ペンなど文房具のほか、トートバッグやポーチも展開する。

キャンパスノートは、1975年の発売以来リニューアルを重ね、使いやすさや書き心地など機能の充実を追求してきた。今回の限定アイテムでは、より学生生活に寄り添ったブランドとなることを目指し、ノートやシャープペンシル、修正テープなどの文具一式をラインアップ。また、教材やコスメなど小物類の持ち運びに便利なバッグやポーチも用意している。

写真 商品・製品 キャンパスノート
写真 商品・製品 キャンパスノート

ノートとシャープペンシルはライトピンク、ライトブルー、グレー、パープル、イエローのカラー展開。トートバッグはホワイトとグリーン、ポーチはライトピンク×グリーン、ライトブルー×イエロー、グレー×ブルー、パープル×ピンク、イエロー×パープルの5色を用意した。

イラストのデザインを担当したのはイラストレーター・一乗ひかる氏。文具ブランド、スキンケアブランドなどとのコラボも多く、イラストの躍動感と力強さ、顔を描かない表現が特徴的なクリエイターだ。

今回の企画意図について、コクヨ担当者は「キャンパスノート発売50周年というアニバーサリーイヤーのスタート企画として、『好きなことに打ち込む個性輝く中高生を応援したい』という思いを込めて始めました」と話す。

「本製品の開発は、学生の声に耳を傾けることから始まりました。高校訪問やSNS調査、ヒアリングなどを多数実施した結果、特に女子学生の身だしなみへの意識の高まりが感じられる回答が多くあったのです。そこから考案したのが制服ポケットに収まるサイズのクリアポーチです。また、持ち手が長いと机のフックに掛けた際に、床に触れてバッグが汚れてしまうという課題を解決するため、手持ち用と肩掛け用の持ち手を付けた2WAY仕様のトートバッグを制作しています。

デザインにおいては、『全てのアイテムをセットで持ちたくなる』という点を意識。イラストごとのテーマカラー設定や、イラストと柄の強弱にこだわり、アイテム間でデザインが被らないように調整しました」(コクヨ担当者)。

そのほか記念アイテム購入者には店頭で限定ステッカーを配布する。また、インフルエンサー・おさき氏によるアイテム紹介動画も予定。ターゲットである中高生にとって等身大のインフルエンサーを起用することで、50周年を機に展開する、ノート以外のキャンパスブランドアイテムをより多くの人に認知してもらう狙いだという。

写真 商品・製品 キャンパスノート

限定ステッカーキャンペーンを実施する店舗には、上記の専用ディスプレイが設置される。

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