フォントメーカーのMonotypeとフォントワークスは3月31日付で合併する。2023年にMonotypeがフォントワークスを買収しており、合併により日本とアジア市場におけるフォント事業の拡大を目指す。商号はMonotypeとなる。
現在フォントワークスが運営する、LETS、mojimo、FONTPLUSなどのサービスやフォント組込を含むすべての事業は継続する。Monotypeのサービスも同様に従来どおり展開する。
フォントワークスは1993年設立。2000年代初頭に登場した日本語書体の筑紫書体シリーズなど260種の書体を保有し、定額制フォントサービス「LETS」などで知られる。2013年6月にSBテクノロジーが連結子会社化。その後2023年9月に、SBテクノロジーがMonotype日本法人に全株式を譲渡し、フォントワークスはMonotypeの傘下に入った。
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Monotype Imaging は米国に本社を置き、「Helvetica」「Gotham」などを含む世界最大級のライブラリーを有す書体会社。日本法人は2004年に設立されており、その他英国、ドイツ、インド、中国、台湾、香港、韓国、フランスに拠点を構えている。
