大阪工場に65億円投資でジン市場の拡大図る
サントリーは2月22日から、ジン「翠(SUI)」の新テレビCMを全国で順次放映する。新メッセンジャーとして俳優の杉咲花と中島歩を初起用。2020年から2022年までは桜井ユキ、2023年は夏帆、2024年は平野紫耀をCMに起用しており、その時々で伝えたいメッセージに合わせて適切な役者を起用することで、ブランドの変化や進化を表現しているという。
同社はジン「ROKU〈六〉」ブランドを含めた「サントリージン」の販売強化のため、65億円規模の設備投資や、新CMによる認知向上と接点拡大を推進する。
「翠(SUI)」の新テレビCM「新!居酒屋シリーズ開店!新!翠っきりさわや香」篇
日本のジン市場は、2024年には2019年比で約3.5倍の251億円に成長しており、2030年に450億円まで拡大する見込みだ。成長の要因の一つとして、手軽に楽しめる缶製品の普及が挙げられる。世界のジン市場も拡大を続けており、2014年から2023年の間に約2倍に成長している。
2024年の販売実績(出荷数量ベース)は、「ROKU〈六〉ブランド計」が2万8000ケース(前年比134%)、「翠ブランド計」は95万6000ケース(同116%)。2025年計画は「ROKU〈六〉ブランド計」が4万ケース(同143%)、「翠ブランド計」は同117万8000ケース(同123%)としている。
2025年は、「ROKU〈六〉」「翠(SUI)」の販売強化を図る。同社は2024年2月に、「サントリージン」の重要な生産拠点である「サントリー大阪工場」の生産能力増強や品質向上に向けた55億円の設備投資を発表していたが、新たに「サントリー大阪工場 スピリッツ・リキュール工房」の公開に向けて10億円の追加投資を表明。ものづくりの魅力を伝える見学ツアーを開始する方針で、2026年春頃に本格稼働する予定だ。