二宮和也起用「パズドラ」のドキュメンタリー風CM 「生活の一部」として訴求

「あなたにとってパズドラとは?」篇(Aパターン30秒)

角川アスキー総合研究所が発行する国内外ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書2024」によると、2023年の国内ゲーム市場規模は前年比4.6%増の2兆1255億円となった。国内のゲーム人口は前年比2.8%増の5553万人であり、中でもアプリゲームユーザー人口は前年比10.0%増と大きく伸長している。一方、利益面の課題などによりサービスを継続できなくなる運営も多く、運営期間が5年以上のアプリゲームは少ないという現状がある。

パズドラが13年にわたるロングブランドへと成長できた理由について、森下一喜社長は「休眠ユーザーの再開しやすさ」を挙げている。一方で、ゲームの進化に伴い、新規ユーザーと既存ユーザーのゲーム理解度に差が生じることが現状の課題だと指摘。UIをより直感的で分かりやすくするなど、新規ユーザーを意識したアップデートを重ねている。

既存ユーザーを飽きさせない工夫も凝らしており、定期的なアップデートや新機能の追加に加え、全国7都市を巡るオフラインイベント「ガンホーツアー」などのリアルイベントも実施している。オフラインイベントはコロナ禍で一時中断していたが、2023年から再開。リアルで集まる場を提供することで、既存ユーザーに新たな楽しみを提供している。eスポーツ大会など幅広い年齢層が楽しめるコンテンツも用意し、スマホを初めて持つ世代にも「パズドラ」を訴求していく考えだ。

森下社長は「今回のCMを通して、パズドラが世代を超えて愛されるゲームであることを、改めて実感してもらえれば」と期待を込めた。

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