「物語の力」を活かし、自由演技の幅ある提案を実現したい
近年、「出版広告の再発明」を掲げ、出版広告のDXを掲げ、2021年時点で広告売上におけるデジタルの比率が7割を超えた講談社。そんな同社の出版広告DXを強く後押ししたのが講談社にとって初となる、オンライン専門のWebメディア「mi-mollet」と「FORZA STYLE」の2つ。2025年、この2メディアは10周年の節目を迎えた。
佐藤氏は「出版社は紙のメディアを通じて、“愛読者”をつくる力を養ってきたと思います。総合出版社発の2つのWebメディアは、やはり独特の読者の熱量があり、そこに一般的なWebメディアとの違いがあると感じています」と語る。
長崎氏も「日本の広告市場においてデジタル広告、運用型広告の割合が高まるほど、規定演技が多くなりがちな点に懸念も抱いています。ある程度、広告企画には自由演技ができるふり幅が必要だと思いますし、だからこそ講談社はデジタル世界でもエモーショナルな提案をしていきたい」と続ける。
最後に佐藤氏は「2025年も講談社は『物語の力』で、生活者と企業・商品ブランドの接点を作るお手伝いをしていきたい。メディアの枠を超えたパートナーシップを広げていくチャレンジをしていく考えです」と展望を語った。

お問い合わせ
株式会社講談社
MAIL:media_conference@kodansha.co.jp
URL:https://c.kodansha.net/