全社会議で経営者視点を学び、広報に活かす(広報担当者の情報インプット術)

広報担当者は日々どのように情報感度を高めているのでしょうか。月刊『広報会議』の連載企画「広報担当者のSNS個人アカウント活用術」に登場する、個人SNSを活用する広報の皆さんに、情報収集のポイントや参考になったコンテンツなどについて聞きました。
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Q1. 広報として日々の情報収集で意識していることを教えてください

情報を集めるにあたって大切にしているのは、あらゆる物事に「関心を持つ」ことです。ウェブニュースで世の中や業界の動きをチェックするなど、隙間時間を有効に使っています。

また、SNSの個人アカウントでは、他社の広報担当者の投稿も参考にし、仕事に役立つ情報や考え方を吸収しています。

さらに、当社では毎月、全従業員が参加する「全体会議」を行っているのですが、社長の話を聞くことで、社長の視点や考え方から学び、広報活動に活かすことを意識しています。経営者が考えている企業の方針や将来像と、広報の発信が一貫していることが、世の中からの共感や信頼を得るためには重要だと考えています。

Q2. 広報として勉強になったコンテンツはありますか?

広報として勉強になった書籍は、永松茂久さんの『喜ばれる人になりなさい』(すばる舎)です。

この本では、相手の立場に立って考える大切さが繰り返し語られていて、広報活動にもとても役立つ考え方だと感じました。情報を伝えるときは、受け手がどのような気持ちになるかを意識することが重要だと改めて気づかされました。

また、相手を喜ばせることで信頼関係が築けるというメッセージも心に残り、日々の広報活動でもその視点を大切にしています。

情報をただ伝えるだけでなく、相手の気持ちを想像し、感情が動くような言葉や方法を選ぶことを心がけています。

――連載企画「広報担当者のSNS個人アカウント活用術」は、月刊『広報会議』1月号本誌にて掲載します。

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