「お客さまが店舗を訪れる際、まずは “何かを発見したい” という気持ちを持って入店されるのではないでしょうか。そこでフライングタイガーで待ち受けるのは、フロントエリア。ワクワク感を提供することで、店舗の奥にも自然に足が向き、『何か面白いものはないかな』と店内を見て回りたくなるはずです。お客さま自身が『この商品面白い』『欲しい』と主体的に思えるような、商品を追いかけてもらえるような陳列を心がけています。
数あるアイテムを見て回る来店客のために、今月のおすすめ商品にはPOPで訴求。
こうすることで、お客さまは店内を隅々まで見て回り、より多くの商品と出合う機会が増えます。また、予想外の商品との出合いによる衝動買いも生まれやすい好循環の売り場になると考えています」(落合氏)。
アイテムは、手ごろな価格であることに加えて、色鮮やかで遊び心満載のオリジナルデザインが魅力。人気商品のマグカップは、デザインごとに揃えて一括で展開している。
また、フライングタイガーの売り場の特徴といえば、ワンウェイの導線が思い浮かぶ。しかし、一部店舗では、より自由度の高い回遊型を採用している。背景には、顧客体験の最大化と店舗の特性をおさえた空間活用の最適化という2つの目的がある。
「今までは本国にならって、ワンウェイの売り場を採用してきました。しかし、2010年代後半からポップアップストアで回遊型の売り場に挑戦したところ、想像以上に……
※本記事は3月1日発売の月刊『販促会議』2025年4月号で全文をお読みいただけます。
Amazonでのご購入はこちら
宣伝会議オンラインでのご購入はこちら
月刊『販促会議』2025年4月号
